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ジャッジなき世界へ

色と色を取り合わせると「絵画」ができる。言葉と言葉を取り合わせると「物語」ができる。では、人と人を取り合わせると何ができるだろうか。

「らいふ・イズ・あーと」連続講座 全六回が昨日完結した。それぞれのプロセスはもちろんユニークだが、グループ内のメンバーの組み合わせが毎回たまらない。

前記の問いの答えがここにある。

人と人を取り合わせると「人生」ができる。

 

「Aさんの言動にはジャッジがない」とBさんが言った。

Bさんは「問題を解決したり」「目標を設定したり」することで人生を歩んできた人だ。パワフルで、美しい女性だと思う。彼女は自分の歩んできた人生は直線だったと言った。そのBさんが、Aさんのパフォーマンスに涙した。

Aさんの世界はアートの世界だ。ジャッジのない世界。あれがよくて、これがダメ、でない世界。「あること」を尊ぶ世界。彼女の到達したドローイングは、クレーの絵のようだ。

Aさんもかっては閉ざされた世界にいた。ある日、その世界から飛び降りるまで。Aさんは今も何かを探している。

この二人の取り合わせは、私に色々なことを考えさせてくれた。

「アート」とは何か。

私が求めている「らいふ・イズ・あーと」の世界とは何か。

それは…

すべてに意味がある世界。無駄なもの、無用のものがない世界。偶然はスピリットのやさしい息で、しまった、と思うことが転じてギフトになる世界。正解のない世界。敵も見方もない世界。過去と未来が手を取り合う世界。見えないものが尊ばれる世界。

書かれたものは、描かれたものは、撮られたものは

「記憶装置です」と私は言った。

思いがあり、伝えたいものがあり、それを永遠に閉じ込めたくて、人は作品を作る。時を越えて、誰かに届くように。

2001年に出版された拙著「魂にささげるダンス」は、出版後10年を超えたあたりから、様々な人の縁を私に運んでくるようになった。時間を越え、距離を超えて。

だからやっぱり、あきらめるわけにはいかないのだ。

アートな世界を、自由に表現ができる世界を。IMG_8404

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