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2014年1月

ピリオド

123の日に、12年間かかえていたものを放った。

3ヶ月ほど、パソコンに向かってばかりいた。身体の声をなだめ、すかし、ひとつのことだけを追いかけていた。いや正確に言えば、最後の山道をたどっていたというところ。積み上げてきたものに磨きをかけ、シワを伸ばし、隙間を埋め…。

4ヶ月間、ブログに目もくれなかった。忘年会も行かなかった。片付けないまま、新年を迎えてしまったものは山ほどある。

12年前、まだ下の子は生まれていなかった。息子よりも古い、「それ」を形にするのに12年かかった。生まれた、とは言えない。とりあえず放った、としかいいようがない。それでも…。

たくさんの人に助けてもらった。ひとつひとつは小さなかけらだが、降り積もる恩は数え切れない。助けてもらった、と口に出してはいけない人もいる。そういえば、滞米生活の時もそういう人がいた。いいことをしてもらったのに、人には言っちゃいけないって不条理だけど、人生にはそういうこともある。見えるものばかりじゃないのさ、人生は。

肩が軽い。その軽さに身体が馴染めず、わずかに変調をきたした。こっちの方を向けよって。はいはい、今日からうんと可愛がってあげるからね。そう、身体はもう春をかぎつけている。

ピリオド(句点)を打っただけだ。まだ文章は終わりではない。それでも新しい季節が始まるのはやはりうれしい。

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