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2013年8月

セミくんの夏~GO WILD 5

やっぱり海もキャンプに行きたい! そして我が家は全員そろわないと楽しめない!

 

現役高校生のくせに、家族キャンプがこんなに好きでいいのだろうか? という疑問を残しつつ、夏のキャンプは海ちゃん最優先のスケジュールになった。   
ところが会社員より少ない休み。どうしても前日まで部活になってしまう。これじゃ、西丹沢までツーリングは無理だろう…。

 

そこで、ついに起こった下克上、じゃなくて逆転現象。ツーリング組、森&相棒。ドライブ組、海&私。   
森が西丹沢に22インチ/シングルギアで挑むことになった。ちなみに海は2回とも27インチ/ダブルギアで丹沢の坂を登っている。

 

休憩時間を考慮して、今回の出発は午前3時。暗闇のなか、走り去る二人。

 

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ところが、出発して1時間もしないうちに、なんと雨が…。

 

予報は知っていたけど、こんなに早く降るとは思わなかった。出発を早めたのも、降る前に走り抜けられればと思ったから。

 

ドライブ組もあわてて発つ。最悪、森を回収することも考えながら。   
ツーリング組からは時々メールが入る。が、その進度が予想以上に速い。対してこちらはこういうときに限ってノロノロ運転。

 

最初の合流地点に予定していた「道の駅山北」でも捕まえそこね、目指すは丹沢湖畔の「三保の家」。自転車組に1時間遅れてたどりついた私たちが見たものは、着替えを使い着くし、相棒のぶかぶかのTシャツに収まった森の姿だった。   
どうやら、雨が幸いしたらしい。熱気にもやられず、最後まで走りきる気でいる森。

 

しょうがないねえ。まあ、ここからキャンプ場まではいくらでもない。途中で自転車組を追い越し、目的地に着く頃には、雨も上がりかけていたのでした。

 

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さあ、この吊り橋を渡って…。

 

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川遊びだあ~。

 

やっぱりここの川は気持ちがいいのです。チョ~冷たいけど。

 

最近我が家の流行り、朝ご飯ピザ。IXY_K_3775

 

チーズをバーナーであぶるのが秘訣です。   
トッピングには玉ねぎ、ピーマン、サラミが外せません。

 

そして、帰り道。すっかりたくましくなった暴走小僧。

 

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前回も書きましたが、今回は川を車で越える道が崩れ、荷物を人力で運び込んでのキャンプでした。でも、この時はまだ信じていたのです。来年はきっと道が治っているって…。(続く)

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セミくんの夏~GO WILD 4

西丹沢キャンプ場の話を続けます。

 

このキャンプ場に行くたびに、いつもおじいちゃんとおばあちゃんの姿がありました。チェックのシャツがお洒落なんだけど、耳の遠いおじいちゃんと、耳はよく聞こえるんだけど、腰の曲がったおばあちゃんのお二人です。二人のおうちは対岸にあって、朝と夕方には軽トラに乗ってやってきます。   
いつの頃からか、おじいちゃんの姿が見えなくなりました。それでもおばあちゃんは、ひとりでやってきていました。吊り橋を渡って? それとも、大人でも気を抜くと、足をさらわれてしまうような川を渡ってでしょうか?  時には息子さんに送ってもらったりもしていました。    
敷地内は平地ばかりではありません。だんだん不自由になってくる足で斜面をあがり、トイレの点検に向かう彼女がいました。    
そして、ついにおばあちゃんの姿は見えなくなりました。代わりに息子さんがやってきます。でも、息子さんには勤めがあるのです…。

 

そう、個人経営キャンプ場の大きな問題、後継者問題です。   
とても広い敷地です。斜面には数多くのバンガローが建ち並び、丘の上にはかつての巨大浴場跡があります。取り壊すにも莫大な金額がかかることでしょう。

 

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この後、我が家はもう一度このキャンプ場を使います。そして、その年、車で川を渡る道路が使えなくなりました。私たちはふたたび吊り橋を渡りました。吊り橋を渡って荷物を運び込むことなんて、どうでもいいんです。そんなことは大した事じゃない。でも少しずつ、敷地内の隅々に気が通らなくなっていきました。おばあちゃんがはうようにして見回っていたあの土地が、例えばトイレットペーパーの補充がないなどという形で、ほんの少しずつ荒れていくのを私は肌で感じました。

 

時の流れは容赦がない。それは別な形で我が家にも影響を与えます。高校に入学した海が選んだのは、やたらと忙しい部活でした。そう、ついに海が一緒にキャンプに行けなくなる時が来たのです。入学して最初のGWのことでした。「入ったばかりで休めない」という海を残し、私たち3人は珍しく車に乗って、まったく新しいキャンプ場を探検に行くことにしました。   
前情報では川がきれいで、中州にキャンプが張れるということでした。    
しかし、しかしだよ~。ゴ~ゴ~って、これ、早すぎ! 泳げないどころか、魚も釣れない。

 

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やることがないので、敷地内組まなく探検しました。そして見つけてしまった、恐怖のサイトたち。他のところをお見せできないのが残念です。写真よく見てね。「A-10」ってなによ~。   
それなりに混み合うキャンプ場だと聞きました。ということは、夏になるとここにもテントが立つの~?!

 

名前も忘れたキャンプ場、二度と行かないキャンプ場、仮に「大風キャンプ場」の思い出は、朝になってみたら、釣り道具一式が飛ばされていたこと。出発しようとしたら、朝から姿が見えなかった隣の家族のテントが風で飛ばされそうになり、相棒が一生懸命立て直していたこと、でしょうか。結局、一本の竿だけはどうしても見つかりませんでした。(続く)

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セミくんの夏~GO WILD 3

   

これが初めての3人ツーリング。私がひとりでドライブする日がついにやってきました。

     

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行き先は道志、片道50キロ。走りきれるかどうかわからないので、宮ヶ瀬湖で合流し、最悪、車に自転車をつめるように準備万端。しかし…。

     

元気でした~。ようやく仲間に加われて、うれしくてたまらないのです。      
しかたなく、先にひとりでキャンプ場へ。

   

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サイト内も充実してきました。 

荷物が運べるようになったので、久しぶりのダッジオーブン。

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奴らはちょっと足を伸ばして、山梨県まで。

   

これで友だちに「チャリで山梨まで行ったぞ~」って言えるぞ~。

   

この時、もうひとつ初めての試みをしました。   
それは「連泊キャンプ」です。ツーリング絡みだと、両日移動が続くのはきついのです。    
翌日、目が覚めて「今日は1日ここにいていいんだ~」と感じる時の心地よさは最高!

   

なかなか前後に余裕がないと、できないけどね。

   

ある意味、この時のキャンプはかなり完成型でした。   
唯一の欠点は、ツーリング組3人に対して、ドライブ組がひとりなこと。

   

寂し~い!!!

   

そして夏。私の嘆きを聞いたからというよりも、夏の西丹沢はたいそう辛いので、今回は海と相棒がチャリ隊を組みました。中3にして受験生の海は西丹沢二度目の挑戦。死にそうだった前回の雪辱に挑みます。

   

あれから?年、丹沢湖で落合った時は、死にそうではなかったけれど、ぷりぷり怒ってました。着いてしまえば、この川は最高なんだけどね。

   

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水が多く、流れが強い。ちいさい子には恐いほど。それに冷たい。何度入っても、その度にじ~ん、としびれるのです。雨量にもよるけれど、流されるには充分な深さもあります。

   

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それと、どこにテントを張ってもよくて、直火オッケー。そして、人が少ない!

   

…それにはやっぱりわけがあります。まず施設が古い。トイレは水洗ではないし、お風呂もシャワーもない。おまけに、これは次の年からのことなのだけど、車で川を渡る道が壊れていて、吊り橋で荷物を一個、一個運ぶしかない。

   

ああ、ガッツあるのみ。

   

でも、そんなことはガッツだけは有り余るほどある我が家には、実は大した事じゃない。このキャンプ場のかかえている問題は、本当は別なところにあったのです。そしてそれはこの年から、徐々に明らかになっていくのです。(続く)

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セミくんの夏~GO WILD 2

海(5年生)の夏。♪ The long and winding road ♪~ めざせ、七沢弁天の森キャンプ場。

  

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ここからしばらくはチャリ&車の模索の時期が続く。以前泊まったキャンプ場は、チャリで行くには遠すぎる。「安い」、「混雑しない」にさらに「近い」が加わった場所を探して四苦八苦。え~え~、探しましたとも。

  

「観音崎青少年の村」(今年の3月閉鎖になりました)。

  

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観音崎では、行く途中から雨に降られた。海は初の雨中サイクリング。三浦半島縦断、トンネル続き。海も、後から見まもる相棒も、けっこう恐かったらしい。ちなみに海の自転車はダブルギアの26インチに変わっています。

  

夜も土砂降りの中、早々に引き上げた他の組をよそに、だれもいない炊事場でバーベキュー。おかげで本来飲酒禁止の青少年施設で、念のために持参した缶(!)を空けることができました。

  

「野島公園」(GWに潮干狩り!)

  

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ここは八景島のすぐ近く。鎌倉から八景に抜ける急な坂が半端じゃない。のちに、家族日帰りツーリングで「金沢動物園」に行った時は、死ぬかと思いました。   
ここの欠点は、駐車場代が高いこと。これじゃあ、いくら施設料が安くてもねえ。あと、ここは2011年3月以降行けなくなった場所の一つ。潮干狩り行きたいって、言われるんですけど…理由はわかるよね。

  

そして、海が中学に入った夏、ついに憧れながらも遠巻きにしていたキャンプのメッカ道志に。穴場のキャンプ場を探してですよ、もちろん。下見&下準備は怠りなく。最初の待ち合わせ場所は宮ヶ瀬湖、出発はなんと午前3時か4時・・・。く、暗い。   
↓はだれもいない宮ヶ瀬湖園地。

  

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ここは「トトロ」か「千と千尋」の世界か…。

  

やっと到着。キャンプ場にも、だれもいないよ~。しばらくしてようやく、おじさん登場。

  

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おかげでの~んびりキャンプを楽しむことができました。

  

車も、クラウンから晴れて3ナンバーへ(渡米した友人のを引き取ったんですけどね)。ようやく大きなクーラーボックスが買えました。

  

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そして、ついに恐れていた日がやってきたのです。森が海のお下がりである22インチを乗りこなし、ツーリングチームに加わる日が。(続く)

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セミくんの夏~GO WILD 1

始まりは単純に宿代がなかったのだと思う。

   

我が家のキャンプ歴は10年ほどになる。厳密に言えば、初めて「富士山子どもの国」に泊まった時は、まだ屋根も食事もついていた。その記憶が2年ほどある。まだプレーリーダーが存在していたことの「子どもの国」だ。初回は「海」だけしかいなかったし、2回目は妊娠8ヶ月でカヌーに乗った。(浅い池ですよ。念のため)

   

次は近くのロッジ。1歳前の、口をヨーグルトでべたべたにした森の顔と、初めておこす焚き火が燃え上がらず、焦げ臭く、いつまでも肉に火が通らなかった苦い記憶がある…。

   

多分テントや寝袋を買ったのはその次。当時の車は古いクラウンで、後ろトランクに荷物をぎゅうぎゅうに詰めた。オートキャンプがきらいなのは当時からで、森はまだ荷運び用のリヤカーに乗って運ばれていた。「子どもの国」のキャンプサイトは草原で、ちいさい子のいる家族には使いやすい。あこがれのパオ(モンゴル風草原テント)にも、一度泊まった。だが、子どもが大きくなるに連れて、「子どもの国」自体が物足りなくなってきた。あと予約を取るのがめんどくさくなったのもある。

   

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年に2回、5月と8月、休みが取れる時には決まってキャンプに行った。そういえば一度だけ西伊豆の民宿に行ったことがある。楽しかった…けど、続かなかったなあ。

   

ランダムに記憶に残る場所を上げてみる。

   

「乙女森林公園第一キャンプ場」「西丹沢コテージキャンプ場」「七沢弁天の森キャンプ場」。   
いずれも初心者にはお勧めしない、普通の感覚では使いにくいキャンプ場だ。それぞれ不自由な点があるし、設備も整っているとは言いがたい。共通している点があるとすれば、それは「値段が安い」「混んでいない」ということだろうか。そう、我が家は何より人混みがきらいなのだ。

   

わざわざキャンプに行くのに、区画を区切られ、よそさまの様子を覗きこむ距離にテントを張る。電源を持ち込み、煌々とあかりをつけ、網の中に自分を置く。それって街にいるのと、なにか変わりがあるの?   
まあ、人様のライフスタイルにけちはつけまい。だが、我が家が求めているのは、断じてそういうものではない。

   

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「七沢弁天の森キャンプ場」は一つの区切りだった。テントを買ったのが第一の進化だとしたら、第二の進化はこの時から始まった。サイクリング&キャンプ。新しい歴史の第一歩である。当時娘、海は小学5年生。自転車はいま森が乗っている22インチのシングルギア。4歳の森と私は車で搬送組。車とチャリでは速度が違うため、事前に待ち合わせ場所の下見にも行った。

   

しかし、予想通りというべきか、七沢温泉から入る最後の林道はきつかったらしい。ブーたれながら、あるいは泣きそうになりながら海は延々と自転車を押した…らしい。   
いまなら、一家で日帰りサイクリング&温泉の(片道)20キロが、この時は遙か遠くに感じた。(続く)

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