« ちく槻 満員御礼 | トップページ | 予☆感 ふたたび »

予☆感

留まっていたものが、流れ出す予感がする。今は個人的なことでしかないが、おそらくもっと広い範囲に伝染するような気がする。というか、伝染(うつ)しますよ~。

 

〈例一〉

 

一年ぶりに「ヘナ遊び」がしたくなった。で、素手でこね回してヘナを塗りつけ、手触りを充分楽しみながら髪を染めた。直後はオレンジになり「赤毛のアン」のつもりで、おさげをあんだ。数日たって、金色に変わった。本人は「金の髪」か「ラプンツェル」のつもりだったが、娘に「黒と金って自然界では警戒色だよね」と言われた。わたしはスズメバチかい? せめてミツバチにしてくれ。   
友人は「ナウシカに出てくる金色(こんじき)の野みたい」と言って、歌を唄ってくれた。

 

真相はご自分の目でお確かめ下さい。

 

 

 

〈例二〉

 

昨年の春、味噌仕込みをするつもりで米糀(こうじ)を買った。冷蔵庫の中で一年過ごした糀たちには、いつしか青色が混じるようになっていた。けれど、可愛い糀たちだ。捨てるに捨てられず、思いきって味噌造りを決意した。   
予定していた前日にTony’sで「麻炭ワークショップ」があった。味噌に麻炭を混ぜたという話を聞き、やってみることにした。   
当日、大豆が煮あがる頃、真空パックを開けて青いものを取り除いた。おそらく青カビだろうけど、どこまでとっていいのかわからない。色味のないところにも、菌糸は食い込んでいるに違いないのだが、あんまり取ると足りなくなってしまう。しかたなく、鼻を頼りに糀らしき匂いがするかたまりだけを残した。

 

息子と踏み踏みして大豆をつぶし、塩切り糀に混ぜた。けど、違う。何か違う。そう、言うなれば糀が迷っている感じがする。

 

「わたしは糀でしょうか? 青カビでしょうか?」と自問自答している感じがひしひしと伝わってくる。

 

ところが、   
思いきって麻炭を混ぜたとたん、状況が一変した。なんというか、迷いが取れた感じ。「さあ、みんなで大豆を醸そうぜ」と一致団結した感じになったのだ。青カビに化かされていたのが、糀としての性を取りもどした、とでも。

 

麻炭は「空間のスピンを生み出す」と伊香賀さん。これについては、また別に書くね。   
調子に乗って、ヘンプシードも入れたこのお味噌、果たしてどうなるか、お楽しみ~。   
毎日、鼻を近づけてクンクンしています。

|

« ちく槻 満員御礼 | トップページ | 予☆感 ふたたび »

槻の屋」カテゴリの記事

コメント

ちょっとこっしー、笑わせないでください。夜中に大笑いしちゃったじゃないですか。
迷える糀菌、そして麻炭による一致団結って。ええーー。やばいやばすぎます、その味噌食べてみたいです。出来上がったときおしえてください。
それにしてもアオカビかー・・・ヨーロッパのチーズにアオカビいるからいけるんじゃないですかね?
ちなみにこっしーの髪が似合ってるとか、肌色がはえるに対していったリアクションが20年ぶりに読んだ「アリーテ姫の冒険」の主人公みたいでアリーテ姫はこっしーだったのねーと思いました。

投稿: あすか | 2013年4月20日 (土) 02時16分

アリーテ姫! 実は読んでないのよね。出版された頃(1989)には、アイデンティティ確立してましたので。図書館で借りてみます
その後も「ついに日本人には見えなくなった」など、好評価をいただいていますが、残念ながら、わたしの髪って伸びるのがとても早いのです。次は何色にしようかなあ。
 

投稿: やまんばさん | 2013年4月20日 (土) 09時09分

アリーテ姫の当時にはアイデンティティー確立済かあ。
同じ頃、わたしはなにも知らずに親戚から渡され、わくわくして読んでた小学生。その本の意図や背景は先月の帰省で段ボールの玉手箱をあけて読み直したとき、知りました。
読んだとき人生をきめてきた、の言葉を思い出して笑いました。やっぱりアリーテ姫風なほなさんを見て。
すべてはホントにはかられてるし、自分できめてるもんですね。
今日井上糀屋さんがあかねのいえで話してました、青かび糀はブルーチーズなみそです、と★

投稿: あすか | 2013年4月20日 (土) 17時05分

ブルーチーズな味噌って…。普通のお味噌が欲しい…。

投稿: やまんばさん | 2013年4月20日 (土) 18時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/375015/51280067

この記事へのトラックバック一覧です: 予☆感:

« ちく槻 満員御礼 | トップページ | 予☆感 ふたたび »