ライフはアート?

2015「らいふ・イズ・あーと」連続ワーク開始まで、あと1週間となりました。私のワークショップの中でも、この連続ワークは特別です。理由は

1,グループワークであること

2、約半年を共に過ごすこと

の二つが同時に起こるからです。

グループワークですから、参加者同士がお互いに影響をうけ合うのはもちろんです。さらに連続ワークの素晴らしいところは、ワークとワークの間、約ひと月の普段の生活もワークになってしまうことです。

6月に始めてから第6回が終る半年後、11月までず~~~~っとワーク。

セッションでの気づきが、現実に影響を与え、それがまたワークに反映され、このくりかえしがずっと続いていくのです。

それも、もうこれしかない、このメンバーでしかできない、というベストのグループで。

連続ワークを始めて4年になりますが、毎回ベストです。細かいスケジュール調整も、時々飛び込んでくる単発での参加も受け入れて、いつもベスト。

信じられないかもしれませんが、本当にそうなのです。

昨年の参加者の一人に、エピソード公開の了承をいただきました。まずはそれをシェアすることから始めたいと思います。

連続ワークの開始前、参加者に投げかける問いがあります。

「自分がいたい場所はどこか」

その場所をイメージするように促し、ドローイングを描いていただきます。そのようにして初回が始まるのですが、今回お一人だけ日程が合わず、別日を設けさせていただきました。その時に彼女が描いた絵がこれです。↓

IMG_7002「父親の墓の近くの森にある大きな木」

「さみしいけど、安心する」

と彼女は言いました。

そして初回のテーマは「足」。

約2時間のワークを受けた後、彼女が描いた「足」は…。

(続く)

 

 

 

 

ウソ、です。「続く」ともったいぶりたいくらいなのですが、公開しちゃいます。

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「彼女の木」は「根」を持つ樹になったのです。

セッションを一人で受けたのも、意味があったのでしょう。この場所にたどり着くには、それしかなかったのでしょう。

その後、グループに合流した彼女は全6回をやりきりました。

 

これから彼女の樹には、どんな花が咲くでしょうか?

 

「らいふ・イズ・あーと」のサイクルは単純ですが、揺るぎのないものです。

「身体を動かす」→「感じる」→「ドローイングに現わす」→「名づけ、理解する」→「身体を動かす」

このくりかえし。

 

特にこんな人に受けていただきたいです。

・一歩踏み出したいと思っている人

・スピリチュアルな経験は積んだけど、それを身体に結びつけられない人

・いい子をもうやめたいと思っている人

・身体の不調を感じているけれど、医者は信頼できない人

・踊りたい人

・こっしぃに会いたい人

などなど…。

 

2015年の残席もあとわずかです。ピンと来た方は、ぜひどうぞ。

 

(注)第一回の日程が変更になりました。

(旧)6月26日(金)

(新) 6月29日(月)

なお、旧日程の方が都合のいい方がいれば、対応いたします。ご連絡ください。

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A trip to 珠洲 2

二日目、私は金沢に出て新潟へと向かう。森は5日まで田んぼの手伝い。二人とも、森が就園する前から田植えも稲刈りもこなしてきたけれど、それ以外の作業は知らない。今回、森は田植え前の作業をビビ微力ながら手伝うために滞在する。

「田起こし」「肥料まき」「畦塗り」「代かき」…

田植えの前にやらなくてはならないことは山積みで、今まで「はいどうぞ」と差しだされた田んぼに苗を植えるだけで、田んぼをやっていた気分だった自分を笑う。

午前中、珠洲で焼き物をしている妹の知人を訪ねる。これから釜に5日5晩火を入れるのだという。彼女は養蜂も手がけている。やりたいことを自分でやる暮らしは「大変だけど楽しい」と、彼女は微笑んだ。

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近くの山に立ち並ぶ「風力発電」。珠洲は28年かけて凍結された原発計画のあった土地。土地の人は様々な形で揺さぶられたという。

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その後、珠洲急行バスで金沢へ。

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途中の棚田。新緑がただ美しい。GW中に遠くまできたのは何年ぶりだろう。

子どもたちが生まれてから、ずっとキャンプの日々だった。それはそれで楽しかったけど、新緑が美しいこの季節に、公共交通機関を使うほど足を伸ばしたのは、おそらく10年ぶりくらい。この機会をくれた相棒に感謝!

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再びの金沢。

ご縁で浅野川界隈へ。

 

 

 

 

 

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妹のご縁で、謎めいたブックカフェにたどり着く。

その名も「あうん堂」

出版と古本とカフェのあうん堂本舗

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懐かしき人たちの話に花が咲く。

活字の世界にいたなんて日頃は忘れているけれど、これも私の中を貫いている一筋の糸ではある。

「あうん堂」はブックカフェの他に出版も手がけている。

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4月に出版されたばかりの

かなざわ案内地図帳

混まない金沢歩きをしたい人には、お勧め。私もこの前身「そらあるき夜マップ」を使って、ここまでたどり着いた。

気がつくと夕暮れ。

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今回、金沢-新潟間のバスを取りそこね,乗るつもりもなかった北陸新幹線と急行を乗り継ぎ三条へ。母の顔を見て昔話に花を咲かす。

東京でも、新潟でも見逃した「トーベ・ヤンソン展」が私を持っていてくれたのだけれど、生きている人を優先してしまった。

何だかもう充分で、世界はただ美しくて、あとは流れ出すだけ。

旅の最後の写真は、五十嵐川の源流、福島県との境にひろがる山脈を背景にした鯉のぼりで。

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A trip to 珠洲 1

どこが果てか、なんて誰が決めたんだろう。

能登半島最果ての町に立って、そんなことを考えた。

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「遠いところをわざわざ」と何度か言われたけど、距離だけを考えたら確かにそうだけど、旅をするひとコマ、ひとコマがワクワクしていて、そんな風には感じなかった。

事の起こりは中学生になる前に森を田んぼの手伝いにやろう、という相棒の提案。石川県にある親戚から、毎年お米を送ってもらっている。そこの末の子どもが今年進学で家を出た。今年は誰も帰ってきそうにないから、お前行って手伝ってこい、という。

初めは行きも帰りも飛行機で一人旅、というかなりワイルドな計画だった。

でもさ、わたしも一度も行ったことがないのに、お仏壇に挨拶もしてないのに、一人でやれません、というローカルな戦いを経て、行きは地べた、帰りは空、という折衷案に落ち着いた。

連休の後半は天気が崩れる予報。一日でも無駄にしない方がいい。2日から作業を開始するために、前日を移動日に当てる。学校にも理由を告げ、堂々と休む。先生は1日に予定されていた運動会の係決めを前倒しにしてくれた。感謝!

旅の始まりは夜行バス。江ノ電の夜行バスはかなり豪華。3列はもちろん、カーテン閉めたら個室状態。

朝の金沢駅。ガストでモーニング。息子は生まれて初めての目玉焼きふたつに大興奮。ドリンクバーついているのに自分のお腹に聞いて「もうこれでいい」と、ココア一杯のみ。日頃の暮らしがしのばれるね~。

JR七尾線で七尾駅に到着。ここからが今回の旅の目玉、「のと鉄道でレンタサイクル」の始まり。

のと鉄道レンタサイクル

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「の鉄」の画期的な点は

「列車にそのまま持ち込みOK」

「有人駅間の乗り捨てが可能」

妹はこの日仕事で夕方まで迎えは来ない。だったら、能登島までサイクリングとしゃれ込もう!

まずは七尾で自転車を借りて、七尾湾までひと走り。能登食祭市場でお昼を買い、再び「の鉄」に乗って和倉温泉駅まで行く。

それから能登島大橋を越え、須賀蝦夷穴古墳を目指す。そしてあわよくば「ひょっこり温泉」で、お・ふ・ろ。

IMG_9200 だが 、橋の勾配が意外ときつい。

森はスイスイ走る。

けれどわたしの自転車、ギアが1と2に入らない!!!

その後もアップダウンが続き、古墳にたどり着く頃には、すっかりへこたれていたわたし。

 

 

 

古墳の石棺方式には大陸の影響が。ここは古代の文化最前線。

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内浦と呼ばれる海の美しさ。人気のない静かな森。そこでイカづくしのおいしいお昼を食べ…,ひょっこり温泉は諦めて、和倉温泉に戻り、足湯公園に。ちゃんちゃん。ここは海を見ながら無料で足湯が楽しめる。

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再び和倉温泉駅。ところが、ここでも問題が。なんと!穴水駅の発着は2番線。そして駅にはエスカレーターもエレベーターもない。すなわちチャリを運ぶのは人力しかない!

やるか、と森と二人で見交わす目と目。けれどここで救い主様1、登場。森のチャリを運ぶのを手伝ってくれる。こういう出会い、うれしい。

チャリは車内に。けれど「の鉄」は決して広くはない。そして意外と揺れる。疲れていたけど、チャリを支えなきゃ行けないから座るのは無理かなあと思っていたら、救い主様2「の鉄」の運転手さん,登場。

「結んでおけば大丈夫ですよ」と二台のチャリを荷物止めのゴム紐で連結。さらにもう一本のゴム紐でドアポールに連結し、ゆっくり座って旅を楽しむことに。穴水駅に着いたチャリたちは、私たちの手を離れ、そのまま七尾駅へ。

どうもお世話になりました。

でもさ、「列車にそのまま持ち込みOK」とするなら、発着ホームのことも考えてよ!「の鉄」さん。

その後、さらに移動を続け、バスで「のと里山空港」へ。ようやく妹に会えたのは17時発羽田行きの離陸を見る頃だった。(続く)

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ジャッジなき世界へ

色と色を取り合わせると「絵画」ができる。言葉と言葉を取り合わせると「物語」ができる。では、人と人を取り合わせると何ができるだろうか。

「らいふ・イズ・あーと」連続講座 全六回が昨日完結した。それぞれのプロセスはもちろんユニークだが、グループ内のメンバーの組み合わせが毎回たまらない。

前記の問いの答えがここにある。

人と人を取り合わせると「人生」ができる。

 

「Aさんの言動にはジャッジがない」とBさんが言った。

Bさんは「問題を解決したり」「目標を設定したり」することで人生を歩んできた人だ。パワフルで、美しい女性だと思う。彼女は自分の歩んできた人生は直線だったと言った。そのBさんが、Aさんのパフォーマンスに涙した。

Aさんの世界はアートの世界だ。ジャッジのない世界。あれがよくて、これがダメ、でない世界。「あること」を尊ぶ世界。彼女の到達したドローイングは、クレーの絵のようだ。

Aさんもかっては閉ざされた世界にいた。ある日、その世界から飛び降りるまで。Aさんは今も何かを探している。

この二人の取り合わせは、私に色々なことを考えさせてくれた。

「アート」とは何か。

私が求めている「らいふ・イズ・あーと」の世界とは何か。

それは…

すべてに意味がある世界。無駄なもの、無用のものがない世界。偶然はスピリットのやさしい息で、しまった、と思うことが転じてギフトになる世界。正解のない世界。敵も見方もない世界。過去と未来が手を取り合う世界。見えないものが尊ばれる世界。

書かれたものは、描かれたものは、撮られたものは

「記憶装置です」と私は言った。

思いがあり、伝えたいものがあり、それを永遠に閉じ込めたくて、人は作品を作る。時を越えて、誰かに届くように。

2001年に出版された拙著「魂にささげるダンス」は、出版後10年を超えたあたりから、様々な人の縁を私に運んでくるようになった。時間を越え、距離を超えて。

だからやっぱり、あきらめるわけにはいかないのだ。

アートな世界を、自由に表現ができる世界を。IMG_8404

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いのちをつむぐ日々 1

この記事はFBに載せた文章を加筆・訂正したものです。どうしてこんな載せ方をするかについては、ひとつ前の記事「のろのろ」をご参照ください。

5月12日(月)

ちくちく槻の屋、始まりました。昨年受講した方や飛び込みさんも来て、ワイワイがやがや。おなかポンポコリンのかわいい1,2歳児が歩き回る中、みなさん布を裁ち終えました。
それぞれのペースで集まるのんびり開催。頭でする自己紹介ではなくて、子宮で「感じあい」「聴きあって」からの「お隣紹介」。
裁ちばさみを動かしながらのお喋りは、玉手箱みたい。月経や布ナプキンの話しはもちろんですが、

「どこからがセックスか」

「日本の男の(女性の)好み」

「もてるためにした努力」、

はてはエロビデオの質の移りかわりからBLの話まで。時にはハッとし、時には爆笑しながら時間はあっという間に過ぎていきました。
個人的にヒットの話題はタンポンの入れ方の個人差、かな。
(タンポン使用を勧めているわけではありません)
次回は「ちくちく」しながら、さらなる深みへと…。
みんなの意見が一致したのが、「中学時代や高校時代にこういう体験があったらいいねえ」。
中学生だともう時間がないかもしれないから、小学校高学年の「親子でちくちく槻の屋」やりますか?

6月2日(月)

ちくちく槻の屋、2回目無事開催したよ!
何だか、今年のみんなは手が早いな~。ほぼ完成の人もちらほら…。
ええ! 私はまだよ~という、小さい人連れのお母さんも心配しないで。終った人から手が伸びて、ちくちくタイムはいつまでも続くのでした。
今回はお産の話でもしようかと思っていたら、別の話がしたくなっちゃった。
自分のルーツの話し。前世もいいし、スピリチャルもいいけど、自分のこの身体がどこから生まれてきたのか、もう一度確認してみることはとても大切という話し。それも親だけじゃなくて、あのおじさんとかこのおばさんとか、おじいちゃんとかひいばあちゃんとか、自分の肉体と精神のかけらがどこから繋がってきたのか、しみじみ考えてみる。
そこで飛びだしてきた、おじちゃんの顔の話し、お父さんと自分の共通点の話、色々素敵でした。
更には、ここでしか聞けない「二人目の作り方」やら、「生み出す」だけではない女性の「死と関わる」「看取る」力とか、パートナーにいちばんわかって欲しいことの話しとか、みんなの人生のおすそ分け、ばっちりいただきました。
そして、今回はじゅんちゃんのベジスィーツの販売もあり、おなかも心もいっぱいになりました。
次回は6月23日(月)、「染め」をしながらこんどは何をしようかな?


*ちくちく槻の屋は全3回の連続ワークです。単発での参加は原則としてお断りしています。ご希望の方は、自分のうちで、あるいはご近所でお友だちと一緒に企画してみませんか。

ここまでがFBの記事。

6月23日(月)の染めは書き損ねました。

その代わり全体の感想を書きます。

「ちくちく槻の屋」はどこでやるか、がとても大切だと思います。今回開催したのは、Hさん宅。日々の暮らしを大切にする、居心地のいいおうちなのですが、それが、ここで開催してよかった理由のすべてではありません。

Hさんは、ちょっとしたことから骨折しました。治療に専念する日々は、活動的だった彼女にとっては、生活の見直しをするチャンスとなりました。

そして、身体もほぼ元に戻りつつあった頃、彼女は自宅で槻の屋を開らくことを決めました。彼女にとって「ちく槻」の自宅開催はふたたび活動を始めるキッカケ(のひとつ?)になったのです。

思えば昨年の「あかねのいえ」も、自宅開放を始めてしばらくでの開催でした。

「ちく槻」を開くことによって、その家にたくさんの人が出入りし、出会いがあり、お互いにその先をめざしていけるのなら、こんなに嬉しいことはありません。

今年は「ちく槻」を経て、最後の最後に思いきって連続ワークに飛び込んだ方もいました。その人のその後の道筋については、また別に触れますね。

そうやっぱり、ここまで書いて初めて「ちく槻」が終ったような気がします。

さて、次の槻が昇るのはどちらになるでしょうか?

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のろのろ

サボるときは、ビッグにサボる。

いやあ、1月からブログ書いてなかったなあ~、のこっしぃです(今9月)。

理由はいくつかあるかも。

メモがわりに並べてみると…

・Yahooメーリング終了にともなう移行と役員の引き継ぎ(死んだ…)

・ちくちく槻の屋(楽しかった!)

・プラネタリーダンス!!!(最高…でも死んだ…)

・夏が来た!(理由じゃないだろ!)

けれど、おおきな理由がFacebook。

気軽に投稿できるから、写真を載せるのも簡単だから、ついついFacebookばっかり使って、ブログがおろそかになった。

で、この空白…。

反省中、というか寂しい~。

出会い系ばっかりで、普通の恋愛ができなくなった気分。

なので、ゆっくり戻します。

「槻の屋」の記事とか、プラネタリーダンスに至るまでの流れとその報告とか、書き落としたことはたくさんある。

Facebookとの両立はできるのかな?IMG_7178

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ピリオド

123の日に、12年間かかえていたものを放った。

3ヶ月ほど、パソコンに向かってばかりいた。身体の声をなだめ、すかし、ひとつのことだけを追いかけていた。いや正確に言えば、最後の山道をたどっていたというところ。積み上げてきたものに磨きをかけ、シワを伸ばし、隙間を埋め…。

4ヶ月間、ブログに目もくれなかった。忘年会も行かなかった。片付けないまま、新年を迎えてしまったものは山ほどある。

12年前、まだ下の子は生まれていなかった。息子よりも古い、「それ」を形にするのに12年かかった。生まれた、とは言えない。とりあえず放った、としかいいようがない。それでも…。

たくさんの人に助けてもらった。ひとつひとつは小さなかけらだが、降り積もる恩は数え切れない。助けてもらった、と口に出してはいけない人もいる。そういえば、滞米生活の時もそういう人がいた。いいことをしてもらったのに、人には言っちゃいけないって不条理だけど、人生にはそういうこともある。見えるものばかりじゃないのさ、人生は。

肩が軽い。その軽さに身体が馴染めず、わずかに変調をきたした。こっちの方を向けよって。はいはい、今日からうんと可愛がってあげるからね。そう、身体はもう春をかぎつけている。

ピリオド(句点)を打っただけだ。まだ文章は終わりではない。それでも新しい季節が始まるのはやはりうれしい。

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開催日時が変更になりました

明日9月12日(木)に予定されていた連続講座第三回「腕」の「開催日時」と「場所」がそれぞれ変更になりました。よって明日12日の講座は開催しません。
ご参加のさいは、お間違えのないようお越しください。

この回は、諸処の事情により午後1時からの開催となります。初めての試みですので、ご都合のあう方はぜひ参加してみてください。

今回のテーマ「腕」は「手・腕・肩」を含みます。
「手」は人間が人間らしくなるための鍵をにぎっている大切なところ。
試しに「手」に関係する「動詞」を上げてみてください。
例えば、「触る」「にぎる」「抱きしめる」「叩く」「さする」「つまむ」「ぶつ」などなど…。あなたの好きな単語はどれですか?

CIMG4285 2012年「手」の回の作品

〔日程〕 9月19日(木)

〔時間〕 13時~15時〈10分前より受付〉

〔場所〕 茅ヶ崎地区コミュニティセンター 3階和室

(茅ヶ崎市元町10番33号)*駅から徒歩6,7分です。
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/shisetsu/6971/006439.html
〔料金〕 各2000円

〔連絡先〕越地清美(こしじ きよみ)Tel : 090-1808-8959
Email :wolfruns@gmail.com
ブログ「やまんばさんのおうち」http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/
著書「魂にささげるダンス」(アートダイジェスト)

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セミくんの夏~GO WILD 7

西丹沢の川越えの道は今年も直っていなかった。「それでもよかったら…」と電話口でおじさんは言葉少なに言った。くりかえしになるが、吊り橋で荷物を運び込むことがいやだったんじゃない。私たちはおじいちゃんとおばちゃんがいないあの場所が、少しずつさびれていくのを見ていたくなかったのだと思う。

 

ネットでくまなく情報を探す男、相棒がその場所を見つけてきたのは、少し前のことだった。   
「ガードレールの切れ目が入口」で「急な坂道を15分下る」という「車では行けないキャンプ場」。そんな場所が30キロ圏内にあるということに、まず驚いた。

 

「電気も水道もない」キャンプ場。オートキャンプを好まない我が家には願ってもないところに聞こえた。思いきって電話をかけ、場内のようすや駐車場のことを根ほり葉ほり尋ねた。おじさんの感じはよかったが、やはり最寄りの駐車場は、バス停で二つ離れたところにしかないのだという。   
車で行く案はパスだね、と私と相棒は笑った。しかし、だとしたら、いったいどうやって行くのか…。この人が公共交通機関を好まないのは知っている。ということは…。

 

4人でツーリング&キャンプ。それは長いあいだの夢だった。そのうち柳島キャンプ場で試してみよう、と言いあいながら何年も過ぎていた。この時もその案が頭の中にあったことは間違いない。   
「でも無理だよね」と言ったのはどちらだったのか。   
「せめてさ、下見には行きたいなあ。泊まらなくてもいいから」と私は言った。

 

相棒はその話を覚えていた。夏休みが始まったばかりの週末、私たち3人(部活でいない海をのぞく)は、まだ見ぬキャンプ場を求めて旅だった。

 

よれよれ~。CIMG5787

 

CIMG5797 にこにこ。P1010032

じゃっぶ~ん!!!

 

おそらくこれが決め手だった。あるいは汗だくの身体で飲んだビールの味が。相棒は本気で、あの計画を考え始めた。どうやったら荷物を減らせるか、どういうメニューなら持ってくものが少ないか、現地で借りられるものはなにか?   
そして彼が真剣に考え、他の家族が協力すれば…大抵のことはできてしまうのである。

 

私にはこの計画を実現することが、とてもとても爽快だった。   
キャンプはいい。野外で過ごすのも好きだ。けれども、贅沢はしない我が家だけど、長年にわたり買いためたキャンプ用品は、いつのまにか押し入れの中でかさばっている。そのほとんどを、こんどは持っていかない、いや持っていけない、ということ。それがこれほどまでに気持ちいいとは!

 

代わりに、マグカップくらいの携帯コンロとたためる銀マットを買った。   
リュック二つは自前、うちひとつは滞米時代に買った20年もの、そしてもう二つはお借りした。ひとりは友人、もう一人はFBでの呼びかけに反応してくれた人。   
応えてくれた人がいたこともうれしかったが、見知らぬ人から借りることを相棒が受け入れたことが、私はとてもうれしかった。

 

私たちはどんどん自由になっていく、そして人と繋がっていく。   
さあ、担いでいけるだけのものを持って、旅にでようではないか(続く)。

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セミくんの夏~GO WILD 6

連載が終るより先に、夏休みが終ってしまった。今朝の寂しさったら、なかった。みんなが行ったあと、胸がきゅ~んとした。いっぱい遊んだからかな。今年の夏は(も?)濃ゆ~い夏でした。
さあ、寂しさを創作意欲に変えて…。家族といると何にもしないから、きっとこの寂しさは必要なのでしょう。

さて…。   
2013年は、飛躍の年だった。我が家のキャンプ史上に「まさか」ということが続けて起こった。まずGW.私たちは海を越えた。じゃじゃ~ん!
といっても、東京湾だけどね。 

三浦半島の久里浜から房総半島の金谷まで、フェリーが通っている。おぼろな記憶だが、学生時代に一度乗ったことがあるはずだ。これを使って千葉県まで行こうと言い出したのは、キャンプ場探しに余念がない相棒だ。   
県内の穴場は探し尽くし、まだチャリで箱根を越える覚悟はないし、伊豆半島は何かと高い。南房総は、小学生の頃はまった「南総里見八犬伝」ゆかりの地。フェリーの車乗船券がちと高いのをのぞけば、いい選択に思えた。で、行くことにした。
今回もツーリング組は森と相棒、ドライブ組は海と私。一つ問題だったのは、金谷で降りたあとキャンプ場までの道が、狭い上にトンネルが多く、「キケン」「危険」と書かれていたことだ。ところがうちにはバイクメットがない。全員メット嫌いなのだ。しかし今回はそうも言っていられない。考えた末、FB上で子供用バイクメットを貸してくれる人をつのってみたところ、近所の友人が名乗り出てくれた。うれしかったよ~。 

さあ出発。 

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実は色々あった。予想より道路が混んでいて、ドライブ組が予定のフェリーに間に合わなかった、とか。やっと合流したと思ったら、ツーリング組が朝食をとったデニーズに、森の帽子(三浦半島内なので、普通の帽子)を忘れた、とか。それでも、子どもたちは初めて乗るフェリーや、房総半島の景色に目を見張り、下りてからメットをかぶった森たちツーリング組は、難関だと思った最後の坂もあっさり越えて、無事キャンプ場に到着!
やはり茅ヶ崎付近と房総半島は違う。光の強さもそうだが、一番の違いは木々の葉っぱが光っていること。高校で生態の勉強をしたばかりの海によれば、落葉しない(常緑)広葉樹林が多いのだそうだ。気分はもはや南国。そして海! えぼし岩に似た岩もあり(雀岩だそうです)、 キャンプ場のシャワーが故障しているため、ちょっと足をつけるだけのだったはずなのに…。 

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  キャンプ地はここ 大房岬自然公園。やや混み合っているけど、GWだし、しょうがないか。 

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金沢八景の野島公園にちょっと似てる? 見かけはともかく、実はここと野島公園、それに観音崎にはある共通点があったのです。
翌朝、自然公園内を散歩に出かけました。広いって、半端じゃない。海岸までは、ほぼ崖。伏姫(ふせひめ)のかくれたような岩屋もあって、思いがけず洞窟探検。 

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面白いのは、この洞窟は森が怖がって、海は平気だった。そして見つけたもうひとつのもの。 

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旧日本軍の基地のあと。詳しくは大房岬の要塞
海はいやがって、森は平気だった。
男と女って…。  

思い返せば、野島公園と観音崎にも、この種の施設があったのです。 

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これは野島公園。

  

野島公園の掩体壕

  

 

そういえば、観音崎を歩き回った時も色々あったな。写真撮らなかったけど。
観音崎の砲台跡 

キャンプの話なのに、こんなのいやかもしれないけど、事実、だから。ホンの7~80年前まで、戦争していたんだから、この国は。自然公園や国立公園って、そういうものの上に成り立っていることが多いんだなあって、つくづく考えさせられました。
さあ、気を取り直して…。海を眺めて

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   フェリーで帰ろ。 

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  この世界から、可能な限り戦争がなくなりますように。そして、いつまでも平和にキャンプができますように(続く)。

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